2014年12月18日木曜日

人間関係が奇跡的にうまく行くコミュニケーション



クリスマスまであと一週間ですね。


そして、2014年もあと2週間で終わります。


早いっ!!!


今年の最後に本当に私はものすごい膿だしのことが人生に起こっていて


気づきがそこから起き、Wisdomとして学びを受け取っています。


コミュニケーショントレーニングを始めて4年。今まで訓練してきたことが


身にしみて体感として分かって来ています。


とにかくコミュニケーションでたくさん迷い続けてきました。これからも


学びは続くと思います。でもその分、学ぶことが本当に山ほどありました。


どうしても手放したくなかったことが実は、人間関係が奇跡的にうまくいくコツでした。


喧嘩両成敗ということばがありますが、これはその昔、日本の法律として成り立っていて


お互い50・50悪いよ、と同じくらい罰するという法律でした。


これ、法律として成り立つのは良いのですが、コミュニケーションスキルとしては成り立たない。


喧嘩すると私が50%悪いけど、あなたは50%悪いでしょ、と半分責任を持つ。


50%責任持つというのは%としては高いくらいです。えらい!相手を全面的に責めてない分。


しかし、この方法で奇跡的に人間関係は改善されないのでした。


50%責任を持つ、私が悪かった、とすると、残りの50%は自分のコントロール外なので


どうすることも出来ない、という無力な状態になります。


相手が誤ってくれないと、相手が責任を持ってくれないとどうにもならない、という状況に。


そして、相手を責めるところから抜け出す道がないんです。


そして、相手を責める自分を責めたり、もうこの関係は修復不可能とあきらめてしまう。


このパターンから抜け出せない。


数年前にトレーナーからコーチされて、え!!と言葉が出ないことがありました。


私のパートナーは私が言うことにはとにかく同意しないんです、と言うと、


トレーナーが、”ほお、ちかこはどうやって彼に反対意見を言わせているのか?”と


好奇心旺盛な顔で問いかけられました。


しばらく凍りました・・・


え?私が彼にそういわせているということ?


しばらくパートナーに向け続けていた矛先を自分に向けてみました。


するとこんな気付きがありました。


私は、”私の言っていることは正しいのよ” というニュアンスで彼に接していたのです。


そして、私は、彼は私の言うことは聞いてくれない、という思い込みも言葉に乗せていました。


そして、彼は私の思い込み通り、振舞っているのでした。


そんなコーチングが続き、人間関係は自分の思い込みと発する言葉で100%自分が


作っているんだと気づかされました。


100% です。


100%自分が悪い、という自分を責めても意味がないのですが、相手の発言や、言動も


自分の思い込みで作り上げたスペースの中で起きているということ。


目の前で見えているものは、”事実”と思いたいです。でも目の前で見えているものは


私だけが見えている、私の思い込みで作り上げられた”事実”でしかない。


だから、その思い込みの中で人間関係も、100%自分が創り上げている。


相手に対する自分が創り上げている、性格や、癖や、嫌いなところも、思い込みなのか??


とちょっと客観的に見てください。これを手放すのはとってもアドバンスな作業です。


私は数年かかりましたし。


でも、これが奇跡的にうまくいくコミュニケーションの秘訣でした。


責める理由がなくなるからです。


それって自分を犠牲にしてないですか?と思われるかもしれません。


犠牲かどうかは試してみてからご自分で判断してみてください。


犠牲には、苦しみやストレスが伴います。


やってみて、自由な感じや、平和な感覚を伴うはずです。それは犠牲じゃないですよね。


自分の思い込みから解放される体験なのです。


どうやって手放すのか?


私はOOさんのことを、XXな人と思っています、そしてこの思い込みを手放します、


と何度でも必要なときに言ってみてください。一度では手放せなくてもその瞬間手放せて


また戻ってきたらまた手放す・・・。


そして、その向こうにある、愛やつながりを体験したくて私たちは生きているという根本の


コミュニケーションの目的を思い出してください。




私もやってま~す!




残りの2014年が皆様にとって平和で愛に包まれた時間となりますように・・・